リコッタチーズパンケーキ

ヴァンガードのデッキ考察したり、アイマス関連だったり、FGOやったり、EDHやったり、映画の感想書いたりするやつ

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始めようEDH~EDHって何?編~

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こんばんは。ひっそりと社会人になっていました。あすてあです。

ひっそりと、とはいってもTwitterでは結構社会人アッピルをしているのですが、それはそれということで。

今回は去年頃から散々書くといって書いていなかったEDH記事です。ようやく書き始められて、内心かなりホッとしている部分があります。

 

さて、ぼくはよくTwitterで「EDHやった」とかそういったpostをすることがあるのですが、そもそも「EDH」とはなんなのか、というところからスタートしたいと思います。

 

「EDH」とは、Magic the Gatheringの遊び方の一つで、日本では「統率者戦」といった呼ばれ方をしています。元々はプレイヤー間でのカジュアルな遊び方で、その遊び方に儲かりそうな興味を示したウィザーズが公式でも商品を出すようになった遊び方です。

もともとの名前は「Elder Dragon Highlander」といって、その頭文字から今でもプレイヤー間では「EDH」という呼び方をすることがあります。

「Elder Dragon」というのはMTGのストーリーにおいてのドラゴンの始祖のような存在で、全員が伝説のクリーチャーという特殊なクリーチャータイプを持っていることから、この遊び方の根本を名前だけで説明できるようにという意図から付けられていると思われます。詳しくはぼくも知りません。どうでもいいことなので。

そして、おそらくTCGをやっている人にとって引っかかるのが「Highlander」という言葉だと思います。

「Highlander」というのは、デッキのカードを全て1枚ずつしか入れない(※MTGにおいては一部例外を除く)というデッキ構築のことで、必然的に目的のカードを引く確率が低くなる特殊な構築です。

この遊び方では、基本土地以外のカードは全て1枚ずつしか入れることができません。しかも、デッキ枚数は通常のMTGとは異なり、100枚で構築しなければなりません。つまり、単純計算で100枚の名前の違うカードを入れなくてはいけないということです(実際は基本土地や一部の「何枚でも入れることができる」という能力をもったカードは何枚でも入れられるので、実質70枚前後の名前の違うカードが必要)。

 

そう聞くとなんだか手が出しにくそうな遊び方にも思えますが、実際にはとっても簡単ですし、MTGをちょっとさわってみたいという人にはある意味一番オススメの遊び方かもしれません。ガチでやるとお金がめっちゃかかりますが、楽しむ程度にやるのであれば、ヘタすれば3000円前後でそこそこ強いデッキが組めますし、先にも述べたように、公式からも年に一回構築済みのデッキが発売されていますので、それを仲間内で購入して遊ぶといった遊び方でも充分楽しめると思います。

 

さて、ここまではEDHのおおまかな内容を話しましたが、実はこの遊び方で一番大事な、根幹に携わることをまだお話していません。

ただの100枚ハイランダーであれば、正直な話公式が目をつけて商品化といった動きにはなりません。EDHが他のMTGの遊び方と大きく異なる点があって、そのユニークさ故にウィザーズが金の匂いを嗅ぎつけて興味を抱き、公式的な遊び方になった背景があります。

その特徴とは・・・

 

  • 各プレイヤーが、各々好きな伝説のクリーチャーを統率者として設定し、その統率者が持つ色のカードのみで100枚(統率者含む)のハイランダーを構築する。(例1:ニコル・ボーラスを統率者に指定した場合、ニコル・ボーラスはの3色を使って召喚するクリーチャーなので、デッキのカードはのカードでしか構築できない。を入れることはできない。)(例2:タズリ将軍は単色のクリーチャーだが、能力を使うために必要なマナコストにの5色が必要なので、タズリ将軍は5色のカードを使ってデッキを構築することができる)(※無色のカードはどの統率者でも使って良い。色がないから縛られないというイメージ)
  • 各プレイヤーが選択した統率者はゲーム開始時に統率者領域というフィールドに置かれ、デッキからは抜ける。
  • ゲーム開始と同時に各プレイヤーが統率者を明らかにし、そのプレイヤーは統率者領域に存在する統率者を正規のマナコストを支払うことで召喚できる。
  • 初期ライフは40点だが、統率者が特定のプレイヤーに21点ダメージを与えると、与えられたプレイヤーは敗北する(例:Aさんの統率者がBさんに21点ダメージを与えた場合、例えBさんのライフが100点残っていようがその時点でBさんは敗北する)。
  • 統率者が統率者領域から移動し、その後に除去されたり、手札に戻したあとに手札から捨てられたり、デッキに戻したあとにデッキから墓地に送られたり追放されたりした場合、プレイヤーは統率者を統率者領域に戻しても良い。
  • 一旦統率者領域から戦場に出て、再び統率者領域に戻った統率者は、戻った回数×無色2マナを、その統率者の本来のマナコストに加えて支払わなければ唱えることができない。

といった特殊なルールがあります。これを噛み砕いて言うと・・・

一人嫁(or婿)を決めて、そいつのためのデッキを組んで相手を殺す

という至極単純なお話です。簡単だね!!

統率者にするのは(禁止カード以外は)本当にどんな伝説のクリーチャーでもいいので、例えば

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例に挙げたニコル様でもよし、

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おばあちゃんでもよし、

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犬でも良し、

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猫でも良しと、本当に「伝説のクリーチャー」というカードタイプさえついていればなんでもいいのです。

自分がティン!ときたクリーチャーを活かせるようなデッキを構築して、対戦相手にそのクリーチャーを見せつけて自慢してやるための遊び方です。要するにソシャゲで嫁艦隊作って殴り込みにいくような感覚です。

本当に見た目以上に簡単な遊び方なので、みなさんぜひ遊んでみてください!今後も不定期でEDHについての記事を更新して、EDH人口を増やせるように活動していく所存です!

 

今回はここまで。では

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