リコッタチーズパンケーキ

ヴァンガードのデッキ考察したり、アイマス関連だったり、FGOやったり、EDHやったり、映画の感想書いたりするやつ

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花家大我さん生きてくれ

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こんばんは。今日はいきなり、仮面ライダーエグゼイドの37話「white knightの覚悟!!」のネタバレノンストップと、ぼく自身が仮面ライダースナイプ=花家大我について考えていることを語ろうと思うので、エグゼイド未見の方、見てるけど37話はまだ見てない!という方で、ネタバレを入れたくない方は読まない方がいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この変身解除されてからの大我、死ぬほどかっこよくないですか!?

ぼくはスナイプエピソードZEROを見れていないので、闇医者が光医者から闇医者になるまでの過程をよく知らないのですが、このセリフと、今回彼が語った

「過去に縛られてるのは・・・俺の方だ」

というセリフから、花家大我という人間が、如何にあのグラファイト事件で心に傷を負い、力不足から消滅させてしまった患者に対しての責任感を抱いているのがわかると思います。

初登場時から、彼は過去に何かあるという匂いを漂わせていましたが、本編が進むに連れ、花家大我というキャラクターの性格、本性というものが明らかになり、現時点でのアウトロー気取りが如何に無理して演じているのかが視聴者にも伝わりやすくなっています。この辺りは、仮面ライダーウィザードの主人公、操真晴人さんにも繋がるところがありますね。

花家大我、彼はエグゼイド世界初の仮面ライダーであり、平成2期が全て繋がった世界線であるという仮定の元では、世界初のゲーム病医療専門の仮面ライダーということになります。

本編を追う限りでは、大我が過去にグラファイトを倒すことが敵わなかったということだけが伝えられていますが、このセリフf:id:asuteaGX:20170703025044j:image 

を見る限り、彼はゼロデイ以降に何件かのゲーム病医療を達成し、自信を持っていた事が伺えます。

サポートメンバーはいるにせよ、実際に戦えるのはスナイプだけ、しかもプロトガシャット故に自身への反動は凄まじい。その上で、患者を慮ってのこの発言が出来る程度には、彼自身にゲーム病医療への自信があったのでしょう。

それが、初めて失敗してしまい、患者を死なせてしまった。遺族、特に仮面ライダーブレイブ=鏡飛彩の精神的ダメージは、我々視聴者の想像する以上の傷となった事でしょう。

ですが、それ以上に、大我が負った傷も深かった。本編でのニコちゃんへの態度を見ても、それ以前でも、大我の「本当はめちゃくちゃいい人」オーラは隠せていなかったわけですが、そういうタイプの人だからこそ、自分のミスに対して過剰に責任感を抱いてしまうものです。特に、人の命がかかっている立場であれば、なおのことその責任は感じていた事でしょう。

だからこそ、序盤でも仇敵たるグラファイトに対して、直接の被害者である飛彩さん以上に執着し、今回の話でも、その過去に縛られ、「自分の手でグラファイトを倒す」という事に拘泥してしまったのです。

大我は素直になれないキャラクターです。序盤の飛彩とのやりとりや、視聴者の間でカップル認定されているニコちゃんとのやり取りを見てもわかる通り、非常に人間関係に対して不器用な人間です。それでも、性根が優しい、人々の幸せを願う人だからこそ、グラファイトへの執着が深いのです。

大我は元々放射線科の天才医師として、将来を期待されていた人間でした。放射線科という医師の役割を考えても、彼は医療への心意気といいますか、先にも述べました通り、人々が幸せに、苦痛なく過ごせる事に喜びを感じるタイプの人間だと考えられます。

その本性を押し隠し、責任を自ら全て背追い込み、5年経ってもその事実を自分だけで背負おうとしている。エグゼイド世界の仮面ライダーの末路や、その苦しさを知り、だからこそ「仮面ライダーは自分だけでいい」という思想に凝り固まってしまったのも、彼が優しすぎる故の判断だったというのは、視聴者たる我々には既に周知の事実でした。

その彼が、今回、飛彩に

「お前が向いている先は過去じゃねぇ!未来だ!お前は恋人との未来だけ考えてろ!」といった言葉の重みは、視聴者の考えている以上に、大我自身にとっても、それを直接聞いた飛彩にとっても、重い言葉です。

故に、次回どうなるかはわかりませんが、飛彩先生には大我の背負ってきたモノ、飛彩先生自身が背負ってきたモノについて考え、檀政宗の思惑を超える判断をしてほしいと思います。

 

長々と語りましたが、ぼくの言いたいことは二つに集約されます。

一つは、タイトルにもある通り、「花家大我さん生きてくれ」という思い。

もう一つは、ここまで読んでエグゼイドを見てない方に、「絶対エグゼイドは見ろ!!!死ぬほど面白い!!!」ということです。

 

いつも通り、オチが弱くて申し訳ありません。

では、f:id:asuteaGX:20170703030751p:image