リコッタチーズパンケーキ

ヴァンガードのデッキ考察したり、アイマス関連だったり、FGOやったり、EDHやったり、映画の感想書いたりするやつ

TwitterID:asuteaGX FGOID:119486953 デレステID:871392677

『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』

f:id:asuteaGX:20190804231819j:imagef:id:asuteaGX:20190804231819j:image

 

!!

 

 

 

こんばんは。2回目の夏映画をキメてきました。

3回目行くのも決定したので、せっかくだしリュウソウの感想もあげるか...って事で今回の記事です。

 

 

変化球を投げまくった前年と打って変わって「王道」を打ち出してきた「リュウソウジャー」ですが、実際の作品は「ハーブやってらっしゃる?」「現代の倫理観との相性が悪い」「ケボーンキメてんだろこれ」という謎の評価がされているリュウソウジャー。正直これの何処が王道だ!?というなかなかストロングな作品ですが、今回の映画はケボーンキメてる方々からは、「あんまりケボーンキマってないな」「例年通りの戦隊映画」「ケボーン足りないんだけど」という評価。果たしてその実態は...?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※以下、ネタバレしかありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこがケボーン足りないんだこれ!?僕自身、正直なところリュウソウジャーは今追い付こうと観てる最中なのですが、5話までと映画公開後のリアタイ視聴のみの人としては充分すぎるくらいキマりまくってますけど!?

 

 

 

物語は6万5千年前、地球に隕石が落ちてきたところからスタート。この辺はまぁ恐竜絡むタイムスリップモノとしてはお約束かなという感じ。タンクジョウ様とガチレウス相手に大立ち回りを見せるキシリュウジン!そしてキシリュウジンのアクションパートはここで終了。この段階で誰がこうなると予想しただろうか...

そして現代に戻り、恐竜戦隊恒例の福井恐竜博物館へ。カナロが女性を口説いてるくらいでこの辺はまぁ導入として普通。しかし、ケボーンキマりまくってる今作ではカナロの出番はほぼここのみ。つ、追加戦士が変身すらしねぇ...!

そして展示してあった隕石が割れ、色々あってタイムスリップしてきた過去のリュウソウ族であるユノと出会うコウメルトアスナ。この3人、いきなり現れたユノがタイムスリップしてきた事を全く疑わない。尺もないし当然なんだが、いつものリュウソウだったら無駄にここで尺使ってそうな...

そしてトワ、バンバとも合流しとりあえず外を歩く6人。ちなみにこの間カナロとういは展示物破壊の疑いで事情聴取中。相変わらず倫理観と相性が悪い連中だ...。

そして突然(本当になんの前振りもない)マイナソーが現れ、ビームを6人に照射すると、なんと6人は6万5千年前にタイムスリップしてしまった!タイムスリップの経緯が雑!!!

恐竜溢れる世界に感動する現代のリュウソウ族。ちなみに恐竜達の出番はここで終了。あんだけ恐竜推してたのに!?詐欺かよ!?

なんやかんやあってユノのお父さんのところへ行き、その暴虐を止めようとするリュウソウジャー!ストレスからユノの前に現れるマイナソー!そしてタイムスリップ!毎回毎回タイムスリップが雑すぎないか!?

現代に戻った6人だが、マイナソーは依然暴れている!騎士竜合体!キシリュウオーファイブナイツ!

キシリュウオーのアクションシーンはかなりの見応え。あれだけゴテゴテした装備を身につけているのに、軽快に動き回るのは感嘆の一言。巨大戦のアクションシーンをウリにしている作品なだけはあります。まぁ巨大戦はここで終わるんだけどな!!

マイナソーを倒せばユノは自分の時代に帰れなくなる。だが、マイナソーを放っておけば犠牲者が増えてしまう...ユノの悲痛な叫びに応え、マイナソーを倒すキシリュウオー。しかし今際の際にマイナソーが放った歴史逆行ビームにより6人は再び6万5千年前に。だからなんで毎回タイムスリップが雑なの!?

過去に戻った6人でしたが、メルトの指摘により隕石が記録とあまりにも違う大きさな事を知ります。このままでは地球が消滅する。それを告げられ...

「なんで!?博物館には地球が消滅するなんて書いてなかった!!」

「当たり前だ!!消滅してたら俺たちはいない!」

ここでケボーンキメてくるのか...。バンバのセリフが全視聴者を代弁してくれています。やっぱバンバ以外マトモな奴がいないんじゃ...

ユノの導きでユノのお父さん(ちなみにガイソーグの設計者)しか行けない神殿に向かう面々。そして対峙するガイソーグとリュウソウジャー!

この辺りのシーンは上堀内監督の素晴らしいカメラワークで、めっちゃくちゃ見応えあるアクションシーン。そもそも変身シーンからカッコいいし、名乗りもめっちゃくちゃカッコいい!この3分くらいは手放しで褒めまくるレベルです。

ガイソーグを一人引き受け、4人に神殿に向かうよう告げるコウ。2秒で到着する4人。尺ないとはいえ早すぎるだろ!!

そしてバンバから告げられる衝撃の真実!

「あの隕石を壊せば俺たちも死ぬ」

そんな重い話だったのこれ!?ケボーンキマりまくってて全然そんな感じしなかったが...

ソウルを一つにし、キシリュウジン起動!キシリュウジンのスーツの出番はここで終了!あとは隕石とCGバトル!!も、勿体ない...

宇宙で隕石を砕かんとする4人のリュウソウジャー!一人地上でガイソーグと対峙するコウ健闘空しく、必殺技の前に変身解除させられます。

力とは支配するためのものだと嘯くガイソーグ。完全に力に飲まれ、堕落するユノの父に対してコウは...

「ごめんユノ...もう手加減できない...!」

怒りに燃える瞳でガイソーグを思いっきり睨み、ガイソウケンの刀身を素手握りしめる!この時の迫真の目の演技は素晴らしく、一ノ瀬くんの役者としてのポテンシャルを発揮させているシーンなのですが、思いっきり刃物握りしめてるのに血すら出ないってどういうことだよ!

そしてメラメラソウルでパワーアップ!ガイソーグを赤子の手を捻るように叩きのめす!ていうか本当に手加減してたんだなお前!

ガイソーグとコウの決着が着く頃、巨大隕石をキシリュウジンでなんとか粉砕!すると隕石のエネルギーで時空の歪みが発生!コウの意思もあり、4人はコウを残してタイムスリップし、現代に戻りました。

何も変わらない世界。だが、自分たちがあの隕石を破壊したのであれば歴史がなにかしら変わる筈では...何かに気が付いたメルトが走り出し、3人も続いて冒頭の博物館へ。

博物館でコウの名前を叫ぶ4人。そしてメルトが微笑みかけると、そこにはコウの姿が!なんとコウは粉砕した隕石の破片が地上に衝突した際に発生する時空の歪みで現代に帰ってきたのだった!

お前ら隕石を何だと思ってるんだ!?ていうかなんで都合よく現代に戻れるんだよ!?

そしてリュウソウっぽく、いい話だったように締めて物語は終わり...あ、カナロはういのお陰で釈放されました。こんな扱いあっていいのか...

そしてEDのダンス。ED曲に合わせてみんなが踊る、戦隊ではたまにあるやつですが...歌詞が...

「隕石ドカっと落ちたような〜♪」

今まさにそんな話したばっかだよ!!!

 

 

と、書き連ねていてもどこがどう「あんまりケボーンキマってない」のかわからない作品でした...。

まぁ、コウが現代に戻ってきた時、チラッと洋服か博物館に映るんですが、そこで「まさかあいつ展示されてるんじゃ...」と思ってたらなんか普通に居たので、その辺は肩透かしくらった感ありましたが、どう考えてもかなりケボーンキマってると思うんですが...。

 

というわけで、ジオウに負けず劣らずかなりの怪作となっております。この夏はケボーンをキメて平成を終わらせましょう!!ケボーン3回目観るのもなんかもう楽しみだ!!