リコッタチーズパンケーキ

ヴァンガードのデッキ考察したり、アイマス関連だったり、FGOやったり、EDHやったり、映画の感想書いたりするやつ

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『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』

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「お前こそ俺のこと何もわかってないよ。俺は王様になる。ただし...魔王にね」

「人間とヒューマギアが笑顔で暮らせる未来を作る!それが俺の夢だ!」

「俺を超えなければお前に夢を語る未来はない」

\サイクロンライズ!/

 

というわけで見てきました。『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』!

ジオウ終幕の日、ゼロワン始まりの日ということで題打たれ、決して交わってはならない(なんで?)平成と令和が交わる禁断の映画、果たしてその全貌は...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※以下ネタバレあります!未見の方はご注意を!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別にジオウ終幕でもなんでもなくない???

ゼロワン始まりの日っていうのはまぁ確かに...っていうのがざっくりとした感想。

ゼロワン始まりの日が歴史改変ありきで語られてしまうので、実際のデイブレイクについては結局想像するしかないですし、そもそも不破が何故生き残れたのかも全く明かされませんでした。

とまぁいきなりマイナス印象なスタートとなりましたが、内容自体は例年通り、良く言えば堅くまとまっており、悪く言ったとしても冬映画の平均点といった感じでしょうか。

アナザーゼロワンことウィルの存在も、先代社長の秘書ってワズじゃなかったっけ?となりますが、デイブレイク以降にいなくなったウィルの代わりにワズが務めたとすれば特に違和感はありませんでした。

アナザーゼロワンもAIMS組に倒されてしまって、アナザーライダーのルールとは...となってしまいますが、まぁその辺は瞬瞬必生ということで。

 

 

この映画の良いところを挙げるとするならば、まずは何よりも仮面ライダー1型、仮面ライダー001のカッコよさ!

ヒーロー映画において何が一番重要か?もちろんヒーローのカッコよさ!その点で言えば加点方式で10000000点です!!

旧1号をモチーフに落とし込みつつ、現代風にアレンジした1型の戦闘シーンは本当に圧巻で、特に高速戦闘すると首元の赤いパーツが残像によってたなびくマフラーのように見える演出は素晴らしいの一言!余すことなく仮面ライダー1型というヒーローの魅力を表現しています!

歴史改変によってゼロワンに変身できなくなった或人が変身する001も、過去作で言えば仮面ライダージョーカーや超デッドヒートのような間に合わせの弱体化形態と思わせつつ、いざ1型と本気の戦闘を始めると、互いの高速戦闘により恵まれたビジュアルを更に活かす素晴らしい演出になっています。

また、ゼロワンの演出でお馴染みの必殺技文字演出ですが、スクリーンで見るとまた格別ですね...!

迫力も段違いですし、1型と001の決着シーンでの文字演出は本当にカッコよすぎて痺れました!ライジンユートピアっていう字面もまた内容にマッチしていて...!

親子対決に縺れ込むところは正直平成キメすぎてないか?と思いもしたんですが、最後には自然と涙が溢れていました。

冬映画の楽しみといえば前作組の活躍ですが、ジオウ組の活躍も素晴らしい!

冒頭のセリフを言いながら、邪悪さすら感じさせられるスマイルでジオウⅡに変身するソウゴ、奥野くんの演技は特に素晴らしく、常盤ソウゴってこんなにカッコいいキャラだったのか...!?と再認識させられること間違いなし!

その他にも、先輩ライダーとして或人を導くシーンも多々あり、ジオウ組の成長を改めて感じさせてくれました。

ウォズが新たなマフラー殺法を編み出したり、ツクヨミDIOじみてきたりする中、ゲイツだけ変な役回りをさせられていた印象ですが、リバイヴにすらならずに滅亡迅雷の2人を退けさせる戦士としての成長が素晴らしい。ただし今回の事件の発端はゲイツがタイムマジーンを置き忘れてきたことなので...ジオウの映画はどうもよく考えるとゲイツが変なポカやらかしてる事が多いような気がしますね...

そしてゼロワン組も負けてはいません。誤解とはいえ、夢の発端がデイブレイクを招いたと思ってしまった或人が絶望のあまり過呼吸気味になるシーンは、高橋くんの演技に対する素養の高さを感じさせました。

不破は変わらずといった感じでしたが、ゆあさんのポニテがめっちゃくちゃ似合っていて、本編でもやってくれないかなと思うこと間違いなし。滅亡迅雷の2人も普段と違う衣装だったので、初見で誰だかわかりませんでしたが、滅役の砂川くん、めっちゃくちゃイケメン...!彼が登場するシーンは画面が心なしか華やかになったような気すらしてきます。

何よりもゼロワン組で一番注目すべきは、鶴島乃愛.netことイズちゃんのかわいさ...!

完全に(元々そうなのですが)ヒロインとして描かれているんですが、とにかく可愛い、かわいい、カワイイ、KAWAII!!ラストシーンで或人に助けられたシーンを回想しつつ、柔らかな笑顔になるシーンは恋心を抱いている=シンギュラリティに達しているようにも見え、とにかくかわいくて素晴らしいです!

イズちゃんのかわいさと戦士ツクヨミの勇ましさ、ゆあさんのポニーテール、レジスタンス集合シーンのめっちゃくちゃおっぱい大きいモブ、めっちゃくちゃイケメンの滅、PTSDの演技が上手い或人、魔王スマイル含め演技の所作に色っぽさ、カリスマを感じさせるソウゴ、仮面ライダー1型と仮面ライダー001のカッコよさ。このビジュアル面だけでこの映画を見る価値はあるような気がします。

 

 

総評すると、話としてはちょっと平成キメてるくらいでまぁ普通くらいの出来なのですが、ビジュアル面が圧倒的に良い映画でした!

ゼロワンファン、ジオウファンはぜひ一度観てください!